裏地について2
今日は、裏地について2です。
裏地の素材別特性に分けると以下のようになります。
・ドレープ性:裏地が硬すぎると表地となじみにくく感触も悪いです。ナイロンとキュプラが相対的に良好です。
・制電性:最近は制電性が天然繊維や再生繊維と同等、もしくはそれ以上に良好な合繊裏地が
作られています。特に低湿下での制電性が重要です。
・洗濯収縮:合繊は洗濯による寸法安定性がよい。ポリエステル、ナイロン等の裏地は約1%以下、
再生繊維裏地は2~4%程度である。裏地使用の際には、同等の収縮率の表地、芯地との組み合わせが重要である。
・プレス収縮:素材によってプレス直後と経時後で収縮率の変化が目立つモノがあります。
ポリエステルはプレス直後の収縮率が小さく、経時変化もない。
・ほつれ:ポリエステルとアセテートの裏地はほつれにくい、ナイロンとレーヨンの裏地はほつれやすい。
・平面摩耗性、屈曲摩耗性:素材によって、はっきりと差がみられる。合繊が特に優れており、
なかでもナイロン裏地、ポリエステル裏地は飛び抜けている。
・摩擦係数:衣服着脱時には滑りやすさが求められるが裁縫裁断時には逆に滑りにくさが望まれる。従って、摩擦係数は両性能を適当にしたものを必要とする。
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